2008年08月19日
ベストの力を出す為に!
呼吸と筋肉の関係を知っておきましょう!
トップアスリートが自分のベストパフォーマンス
を出すために、一生懸命に筋肉を緩めようとしている
姿は、北京オリンピックの映像の中にも頻繁に出てきます。
水泳選手がスタート前に手足をぶるぶる振って、
筋肉をリラックスさせようとしています。
陸上の100メートル競走の前の選手が、肩をぐるぐる
回したり、腰をくねくね動かしたりしています。
これらは皆、筋肉を柔らかく保つために行っています。
単なる準備体操ではないんですね。
(準備体操はもっと前に充分やっているはずです)
ベストの体でベストのプレーをするために、皆、
筋肉を緩める努力をしています。
筋肉を緩めるために役に立つのが『呼吸』です!
息を吸うと筋肉は硬くなり、息を吐くと筋肉は
柔らかくなるという習性があります。
テニスをやる前に、ゆっくりと大きく深呼吸してみて
ください。
そして息を吐くときに意識して、筋肉を緩めていきます。
はじめは肩、次は胸、肩甲骨周り、腹筋、背筋、腰回り、
股関節、太もも、ふくらはぎ、足首という順に、意識して
筋肉を緩めていきます。
緩んだ筋肉は、重力に従って下方向に下がっていきます。
そして、できるだけリラックスした状態の体で、
必要最低限の力を使って打ってみましょう。
但し、中心軸の安定だけは崩れないように気を
付けてくださいね。
インパクトでも、特に力を入れる必要はありません。
脱力したまま、振り抜いてくださいね。
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