2010年06月30日
ウインブルドンに脱力テニス
僕の友人で日本女子選手のコーチをしていた
T君が以前、教えてくれた話しです。
T君がO選手とグランドスラムの練習コートに
行った時にフェデラー選手が練習していたそうです。
どの練習コートを見ても、フェデラー選手ほど
力を抜いて打っている選手はいなかったそうです。
錦織選手の公式ブログを見ても、いつだったか、
「今日はフェデラー選手と練習しました。フェデラー選手は
練習ではとても楽に打っているので…。」
というようなコメントが載っていました。
僕の師匠曰く、「フェデラーはとても中心感覚に優れている」
だそうです。
確かに、どの動画を見ても身体の中心を使って脱力した末端
(腕やラケット)を振っているのが良く分かります。
腕やラケットは、体幹部の動きに合わせて惰性で
動かされているようにさえ見えます。
だからこそあれだけ安定して強打できるのだと思います。
今回のウインブルドンで、ナダル選手には負けましたが、
錦織選手も世界に通用するプレーを見せてくれました。
今後の活躍が楽しみです。
190センチ以上の長身選手が大勢いるパワーテニスの中で、
170センチくらいの日本人選手が筋力では無い脱力テニスで
強豪をガンガン倒してくれるところを見てみたいと思いませんか?
あまり知られていませんが、筋力以上のパワーを出せるのが
脱力のパワーなんです。
脱力というと、ただ単に力を抜くだけだと思われがちですが、
とんでもありません。
僕は腕相撲には自信があるのですが、全く力を入れない
師匠とやっても全く全く歯が立ちません(汗)
早く師匠のように脱力のパワーを使えるように
がんばって修練してまいります。
フェデラーボレーと自分のボレーを勝手にPCで
比較してみました。(ページの下の方です)
http://www.tennis-biz.com/
PS.雑誌のテニスクラシック最新号のプレゼント企画に
≪姿勢・脱力・視線の技術≫DVDが掲載されましたー!
テニスクラシックのHPでも出てま~す!
http://www.tennisclassic.jp/present-scoop/index.html
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