2010年06月02日
跳ねあがるトップスピンの打ち方
トップスピンを打とうとしてボールの皮を擦り取ろう
と必死に打っている人がたくさんいます。
その結果、当りが薄くなりボールが相手コートへ
短く入ってしまうケースがよくあります。
おまけに上に向かって振り上げるので、
ラケットヘッドのスイングスピードが
なかなか上がらないのです。
さらに追い打ちをかけるように、
一生懸命にやればやるほど肘や手首等に
負担が掛かって結局故障してしまうケースが
たくさんあります。
実は相手コートで跳ねあがるトップスピンを
打ちたければ、面をやや上へ向けてインパクトで
フラットにボールを捕らえます。
フラットなのにトップスピン???
やってみれば分かります。
1、全身の力をできる限り抜きます。
2、早めのテークバックからタイミングを計ります。
3、ラケット面をやや上向きにしてインパクト
4、ネットの上約3メートル以上を通す軌道で打つ
5、はじめから意識して、とにかくグリップをゆるゆるに持ち続ける
6、力をぬいたまま最後まで振り抜く
7、終始できる限り姿勢を地面と垂直に保つ
この辺を意識して練習されれば、
軽く楽に打ったボールが驚くほど相手コートで
跳ねあがる様になるかもしれません。
「こんなに厚い当りでフラットみたいに打ったのに・・・」
「物凄く楽に打てるようになりました。」
「トップスピンてボールを擦って打つものだと思っていました。」
「軽く打っただけなのにあんなに弾むボールになるなんて。」
これらが初めて本物のトップスピンを自分で打ち、
体験した人達がよく口にする言葉です。
是非、ラケット面を上(約45度くらい)に向けて、
脱力したストロークを打ってみてください。
ゆっくりですが、これでミスの少ないラリーは
もうあなたの手の中に入ったのも同然です。
そして、この厚い当りを繰り返しているうちに
段々と慣れてきて、しっかりとボールをつぶした
トップスピンが打てるようになってくると思います。
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