2011年09月05日
◆試合で高いパフォーマンスを発揮する方法◆
◆試合で高いパフォーマンスを発揮する方法◆
おはようございます、太郎です！
僕は『脱力テニス塾』という独自のテニススクールをやっています。
それは、シングルスクラスとダブルスクラスに分かれていて、
レベルも中級と上級に分かれています。
詳しくはコチラをご覧ください。
そのレッスンの中では、試合形式の練習もやります。
一人一人の生徒さんの実力は、だいたい分かっています。
ですからゲームをやった時に、その人が自分の実力を発揮しているか？
実力を発揮できていないかは、少し見ていればすぐに分かります。
ボールに集中できている生徒さんは、足も良く動き、身体も良く動いて
自分の実力かそれ以上のものを発揮しながらプレーしています。
逆にボールに集中できていない生徒さんは、試合の中で、実力以下の
プレーしかできていません。
集中力の高い時は状況判断も的確で、コースや球種の選択が良く、
冷静でいながらとても良く動けています。
では、その集中力の高い低いは何によって決まるのでしょうか？
先程、ＵＳオープンのマレー対ロペス戦をテレビで見ていました。
途中からロペスは明らかに集中力を無くし、ストレートでマレーが
勝利したのですが、僕が思うに、ロペスにもうちょっと集中力が
あれば、もっともっと接戦になっていたと思います。
誰でも試合中に納得のいかないプレーでミスをすることはあります。
もちろん、世界４位のマレーだって、イージーなミスを何回もしていました。
しかし、マレーはミスした後に気持ちを切り替えて、また次のラリーでは
高いパフォーマンスを発揮しているのに対して、ロペスは、ミスした後に、
その感情を引きずって、低いパフォーマンスになっていました。
恐らく、マレーはそのミスをポジティブ（前向き）に捕らえて、ロペスは
ネガティブ（後ろ向き）に捕らえていたと思います。
そして、ミスをポジティブに捕らえたマレーは集中力を発揮し、ネガティブに
捕らえたロペスは集中力が低下したように思います。
多くのレッスン生を見てきて、ポジティブに状況を捕らえている時は良いプレーで、
ネガティブに状況を捕らえている時は、プレーの質が落ちているということは
絶対に間違いないと確信しています。
試合中に自分が出すエネルギーは、ポジティブかネガティブの２種類しかありません。
あなたは、どちらのエネルギーを出しながらプレーしていますか？
そして、どちらのエネルギーを出している時に集中力が高いでしょうか？
その状況にはプラスもマイナスもありません。
あなたがその状況にプラスかマイナスかの意味を付けているにすぎません。
例えばミスが出た時に、（これは集中力が欠けていることを気付かせてもらった）と
感謝して、ボールに集中しよう、足を動かそうとすればミスもプラスに働きます。
（う～、最悪だ！今日は調子が悪い、負けるかも）と思えば、ひとつのミスが
どんどんマイナスに働いて行きます。
プラスのエネルギーはプラスな結果を呼び、マイナスはマイナスを呼ぶそうです。
選択するのはあなたです。あなたには選択の自由があります。
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