2010年08月21日
姿勢で開く新境地
先日のレッスンでのことです。
フォアハンドストロークがどうしても安定しない
という生徒さんがいました。
見ていると、打球前からフォロースルーまで
明らかに力んでしまっています。
肩の力を抜きましょう。グリップをゆるめましょう。
などなど色々と挑戦しましたが、力みがとれません。
明らかに力んでいるせいで、あわてていて、
余裕が無いので、安定するはずがないですよね。
なぜ、力んでしまうのか?
どうしたら力みが取れるのか?
身体的側面から考えると、重力に逆らっているので、
力みます。重力に逆らうのを止めればいいのです。
人間は2足歩行なので、地面と垂直に立てば、
骨格で身体を支えることができるので、筋肉は
一番リラックスしていられます。
ところが、身体が傾いてしまうと、転ばないように
する為にどうしても余計な筋肉に余計な力が入ります。
ですから姿勢を起こしてプレーした方が、
よりリラックスしたままプレーできます。
この生徒さんの場合、姿勢を起こして打ちましょうと
アドバイスしても姿勢が前傾していました。
それもそのはず。
本人はこれで姿勢が起きていると思っていたのです。
そこで、実際に地面と垂直に立って素振りをして
いただきました。
すると、本人的には後ろに反り返っているように
感じるそうです。
その姿勢で数十本フォアハンドを打ってもらいました。
すると段々と力が抜けてきて、リラックスした
良いフォームになってきました。
ショットも安定感がかなり出て来て、おまけに
ショット自体もパワフルになってきました。
本人もとても楽に打てて、ボールも良く見えるようになり、
少し余裕が持てたという実感があったそうです。
改めて、姿勢の大切さを再確認させていただきました。
あなたのプレー中の姿勢は、しっかりと起きているでしょうか?
それとも、起きているつもりになっているでしょうか?
姿勢の起こし方や正しい身体の使い方を自然と身に付ける
テニス用エクササイズは、こちらにあります。
http://tennis-biz.com/?mode=f10
シングルスの虎の穴、マジテニ合宿って?
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