2010年08月23日
サービスの簡単パワーアップ
サービスが得意な人とサービスが苦手な人。
どちらが得だと思いますか?
シングルスでは2ゲームに1回、ダブルスでは
4ゲームに1回は自分のサービスゲームが回ってきます。
もし1ゲームに2回、サービスのみでポイントを
取れたとしたら、あと2ポイントでゲームを取れます。
サービスのみでポイントが取れなくても、サービスで
かなり有利な状況になれたらそのゲームはとてもキープ
しやすくなりますよね。
一方、自分のサービスゲームで必ず1回はダブルフォルト
をしてしまったり、ひどい時は2回以上ダブルフォルト
してしまう場合はどうでしょう。
またはサービスが弱くて、相手のサービスリターンで
攻撃されて、かなり不利な状況でラリーをスタート
したとしたら・・・。
これで試合に勝つのはかなり苦しくなるでしょう。
もしあなたがサービスのみでポイントが取れるような
パワーサービスを持っていたとしたら・・・。
間違いなくサービスゲームは今までよりも
かなり楽な展開が予想できますよね。
誰でも今の筋力のままで、よりパワーサービスが
簡単に打てるとしたら?
非力な女性でも、年配者でも、このコツをつかめば
すぐに今よりもパワーサービスが打てるようになります。
そのやり方は・・・
とても簡単です。
『力を抜いて打ってください。』
「それだけ?」
「はい。それだけです。」
プロ野球のピッチャーが、ウォーミングアップで
キャッチボールをやる時のようにサービスしてください。
全身の力を抜いてたまま、全身を使って
軽く打ちます。
特に胸の筋肉、肩の筋肉、腕の筋肉、そして、
グリップをゆるゆるにゆるめたまま打ってくださいね。
打点もいつもよりも全然低い位置でかまいません。
全くジャンプする必要はありません。
むしろジャンプはバランスを崩すので、
邪魔になります。
だからと言って、下半身を固めてしまわないで
くださいね。
つまり、野球の投球フォームのような形で
脱力してサービスを打ちます。
膝と腰(骨盤)は動きの原動力になります。
上半身の力を完全に抜いてしまうということは、
筋力でラケットを振らないということです。
原動力が腕や肩、腹筋、背筋等の筋力ではなく、
(ピッチングの時の様な)骨盤の動きになります。
骨盤が動くので、その動きに連動して上半身が
動かされた結果、腕とラケットが動かされて
ボールを打つことができます。
では、なぜそれでいつもよりもパワーアップした
サービスが打てるようになるのかについては、
次回のブログでご紹介させていただきます。
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