2010年09月05日
ボレーを滑らす魔法の裏ワザ
上手い人のボレーを見ていると、まるでボールの方から
ラケットに吸い込まれていくように見えます。
反対に上手くない人のボレーを見ていると、
一生懸命にボールにラケットを当てようとしている
感じに見えます。
この差は何なんでしょうか?
僕はこの差は『タメ』の差だと思っています。
上手い人は、飛びついてボレーするような時も
しっかりと『タメ』をつくっています。
ですからギリギリで届いたボレーでも
パンチの利いたボールを打つことができるんです。
『タメ』を入れる為の土台づくりとして最低限
次の3つが必要だと思います。
1、姿勢を地面と垂直に起こしておく
2、できる限り全身を脱力しておく
3、素早い準備
1の項目に関しては、
ボールにつられてしまうと、ついつい知らず知らずに
身体が前傾してしまいがちです。
絶対に身体を地面と垂直に保っておくんだという
強い決意が無いと最初は難しいでしょう。
2の項目に関しては、
ボールを自分の力で打ち返そう、飛ばそうと
考えているうちは、どうしても肩や腕、腹筋
などに余計な力が入ります。
姿勢を起こして軽くラケットをボールに当てれば、
自然にボールは勢いよく相手コートへ飛んで行く
という事実を認識しましょう。
3の項目に関しては、
相手が打つ瞬間にスプリットステップをしたら、
着地後すぐにボディーターンを行います。
ラケットを引くというよりも、骨盤を素早くターンする
という方が、実際は素早くボレーの準備ができます。
この1・2・3がしっかりとできると、
ボレーでの『タメ』が入れやすくなります。
そしてこの1、地面と垂直に立つ・2、全身脱力
・3、準備を早く、の3点は全てのショットに役に立つ
土台づくりとなります。
是非、意識して身に付けてくださいね。
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