2009年07月15日
フォアが変わった
先日、友人がどうもフォアハンドストロークが上手く
行かないと言うので、見させてもらいました。
すると、肩が力んでいるのが分りました。
そのせいで、面が安定しないのでボールがあちこちに
飛んでいました。
力を抜いて打ってみたら と私が言うと、
「え~、力抜きまくってんだけど~!」
と、言われてしまいました。
じゃあ、フォームはそのままでいいから、首から肩が
ぶら下がって、肩から腕がぶら下がって、腕にラケットが
ぶら下がってるくらい、だらんだらんにして打ってみたら。
と言いました。
友人はかなりの決意で、だらんだらんにフォアハンドを
打ち始めました。
何球か打っていると、タイミングが合った時に、
とても楽そうに、しかも、今までに無いきちんとした
当たりでボールを飛ばし出しました。
「どう?」と聞くと、
「凄く楽に、凄く上手く打てた気がする」 と。
そして、
「力を抜いていたつもりだったのに、まだもっと
抜かなきゃいけなかったんだ!」
と言っていました。
実は私も、脱力でテニスを始めた頃はそうだったんです。
力を抜けば良い事は知っていました。
「よし、力を抜いて打とう」と、思っていても、
いざボールが飛んで来ると、どうしても肩や腕に
余計な力が入ってしまうんです。
あなたは、そんな経験はありませんか?
力を抜き切ると、面がどこを向いているか分らなくて、
凄く怖い感覚がありました。
それでも、その恐怖感に負けずに、力を抜いて練習
し続けました。
実際に、タイミングと打点が合わなくて、しょっちゅう
あちらこちらにボールが飛んで行ってしまっていました。
ひどい時は、目の前にゴロになって転がって行きました。
しかし、それでも諦めずに、だらんだらんに打っていると、
段々とボールに当てるタイミングが分ってきました。
すると、先程の友人のように、本当に軽く楽に打っても、
相手コートで伸びていく、凄いボールが時々飛ぶように
なってきました。
今では、だいぶ慣れてきて、その脱力のまま、トップスピン
をかけたり、ハードヒットをしたりできるようになりました。
力で打っている時よりも、断然疲れ難いし、ショットの
安定感も威力も何倍も良くなりました。
あなたも是非、力を抜き切ったまま打つ事に諦めずに
挑戦し続けてみてはいかがでしょうか?
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