2009年07月26日
球質が変わった(喜)
見ていて全く力感が無い。
なのに、飛んだボールはほとんど減速しない。
相手コートにバウンドし、伸びて、後方のフェンスに直撃!
上級者がトップスピンをかけて力強く打ったのなら、
良く見る光景だけど…
打っているのは中上級の中年男性たち数名。
しかも、この方法を指導する前は、相手コートでボールが
失速し、2バウンド以上してから後方フェンスに当たっていた。
乱れて毎回まちまちになっていたスイング軌道。
飛んでいくボールの深さも、方向も、軌道も、
まちまちでした。
上手くいったときには明らかに全て安定していました。
まだ、毎回上手くいくわけにはいきませんが。
どこに注意してもらうように言ったかというと、
『ラケットを押して打つのではなく、
ラケットを引いて打つ』
という1ポイントのみ!
普通、何も意識しなければ、ラケットをボールへぶつけに行き
ますよね。
以前、私もそうでした。
(今も、ちょくちょくやっちゃいます(^ ^;)
でも、身体の中心(丹田)の回転で、肩や腕やラケットを
引っ張ってスイングするようにします。
もちろん、思いっきり全身脱力したままの状態です。
(マニアックな方のためにちょっと補足を)
具体的には、骨盤の回転によって、背骨が回転し、肋骨が
回転し、鎖骨が引っ張られ、肩甲骨に腕が引かれ、持っている
グリップが引かれ、ラケットヘッドが引かれます。
(補足はここまで)
引っ張られて出てきたラケットが、打点でたまたまボールに
ぶつかったからボールが飛んで行った。
こんな感覚の打ち方です。
ボールを打ちに行くときに胸や腕、腹の筋肉が緊張してしまう習慣を、その瞬間、全く緊張させないようにするのが大変です。
でも、できた時の球質の素晴らしさを考えると、習慣を変える努力をする価値があるような気がします。
少しでも良い見本になれるように、私も日々がんばりま~す!
元全日本選手、田中友幸くんとの合同キャンプは、こちら
http://members3.jcom.home.ne.jp/nagomi817/camp1.html
脱力教室&オンコート脱力レッスン
http://www.inspirits-tennis-club.com/entry/09/
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