2009年08月04日
トッププロの出力方法
錦織選手とフェデラーのからだの使い方の違い
について師匠が教えてくれたのは、
錦織選手は伸筋連動で打ち、フェデラーは
脱力して打っている。
ということでした。
人間がパワーを出力する場合、3つのパターン
があるそうです。
ひとつは屈筋による出力。
もうひとつは伸筋による出力。
さらにもうひとつは脱力による出力。
屈筋とは、腕や身体を曲げる時にメインで使う筋肉。
(上腕では、力こぶをつくる側の筋肉です)
伸筋とは、腕や身体を伸ばす時にメインで使う筋肉。
(上腕では、力こぶの裏側の筋肉です)
錦織選手は、主に伸筋を連動させパワーをボールに
伝えているのですが、故障した場所は恐らく屈筋が
働いて筋肉が硬くなっていたのではないでしょうか。
実は、テニスをするときに、この伸筋連動を使うと
ものすごく楽に、ものすごいパワーボールを打つことが
できます。
ほとんどのトッププロは、この伸筋連動を少なからず
使っているそうです。
伸筋連動を使う為には、まず、屈筋をできるだけ働かせない
ようにする必要があります。
骨を挟んで、腕ならば手の平側から力こぶ側、身体ならば、
腹筋や大胸筋などの身体の前側が屈筋になります。
ですから、その筋肉に全く力を入れないように動いて
ボールを打つようします。
これだけでも、私のショットはかなりパワーアップ
することができました。
この伸筋連動をすぐに体感できる方法があるので、
次回のブログでご紹介しますね。
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