2010年07月24日
スライス系ショットのコツ
以前、僕のバックハンドスライスは浮いていました。
常にと言っていいくらい浮いていました。
どんなにボールを押さえこんで打とうとしても、
すぐに失敗して浮いてしまいました。
それが、ある点に気が付いてから
ほとんど浮かずに飛ばせるようになりました。
これは、一番最初はフェデラーの練習動画を見ていて
ボールが体の近めに来た時の動きを見て気付きました。
僕のバックハンドスライスは、腕に力が入っていて
肩が動きの支点になっていました。
ところが、フェデラーのスライスでの動きは、
肩が支点になっていなかったんです。
では、どこを支点にしてバックハンドスライスを
打っていると思いますか?
骨盤です。
骨盤の動きによって、脱力した上半身が連動して
動かされている状態になっていました。
それが分かって真似すると、とても楽に肩が
引っ張られて、腕の力もいらずにスムーズに
ラケットが出てくるようになりました。
しかも腕の力で打つ時にはどうしてもできなかった
ナチュラルにグリップエンドから出てくるスイング
が、簡単にできるようになりました。
言葉で説明するのは難しいですが、
骨盤を動かし、それを脱力した腕に伝える。
これをヒントにスライスが苦手な方は
是非練習してみてください。
ポイントは「腰を動かす」では無く、
「骨盤を動かす」ということです。
言葉で言うと難しく感じますが、
やってみると良く分かると思います。
僕の師匠が言っていた、
「骨盤と骨盤周りの筋肉を分離して動かす」
という意味が少し分かった気がしました。
これは全てのショットに使える究極の
裏ワザでもあります。
もっと詳しい身体操作を知りたい方はこちら
http://tennis-biz.com/?mode=f10