2011年01月10日
プレーがスムーズになるためには?
おはようございます、太郎です!
『姿勢・脱力・視線の技術』DVDをご購入くださったTさんから、
そのご感想とご質問をいただきました。
同じように疑問をお持ちの方のお役に立てると思いますので、
ご紹介させていただきますね。
===ここからTさんからのメールです===
榊原さん
明けましておめでとうございます
メールありがとうございました。
昨年9月にDVDを購入し、体を立てて脱力など気をつけて練習しておりますが
なんか少しづつですが、変わってきたような感じがしてきています。
一番感じることは、少しづつですが動きがスムーズになり、プレーに流れが
出ているように思います。まだまだ発展途上ですが・・・
その中で今おしえていただだきたいことは、
① サービスリターンの時の姿勢ですが、
上体を立てて脱力していると、速いサービスの場合対応が遅れてしまい、
当てるだけの勢いのないリターンになってしまいます。
前傾で構えている人も多く、これでいいのかなと少し迷いが…
注意点教えていただければ幸いです。
② 普通の立ち姿勢ですが、
ブログにもありましたが、日常生活で良い姿勢を意識しようと
通勤時等で注意していますが、意外と難しいものですね。
身体をまっすぐにしようと努力すると脱力が難しいです。
脱力すると猫背になってしまうような…
鏡や壁などない状態で、自分の姿勢が良いかどうか
を自分でわかるチェックポイントを教えていただけると幸いです。
ブログが更新されるのを今年も楽しみしています。
===ここからが私の返信メールです===
T 様
早速のご返信をありがとうございます!とても嬉しいです。
プレーに流れが出てこられたとのことですが、
技術的に見ると、姿勢が良くなり力が抜けることで、
バランスが崩れにくくなっているので、次のプレーへの
動きがスムーズになってきていらっしゃるのではないかと
思います。
さらにDVDの内容を繰り返し見て、見落としている部分が
ないかどうかを是非チェックしてみてください。
多くの方が、DVDを繰り返し見ることで新たな発見が有り、
上達につながったと話されています。
ご質問の①ですが、
次の3点に気を付けて練習してみてください。
1、スプリットステップ直後に素早くボディーターンをする
2、身体の前にコンパクトにインパクトの面をつくる
3、必ず力を抜いたまま必ず振り抜く
もちろん常に姿勢が地面と垂直に起きていることが前提です。
リターンの上手いプロは全員インパクトでは身体がしっかりと
起きている状態になっています。
ご質問の②ですが、
ほぼ99%の日本人は脊柱起立筋(背骨を支えるインナーマッスル)が
若干弱っているそうです。
私もふと気が付くと猫背になっていたりします。
その度に少し意識して姿勢を起こす様にして徐々に脊柱起立筋を
鍛えるようにしています。
但し、後背筋などのアウターマッスルを使って無理に姿勢を起こし続けると、
腰が疲れ過ぎてしまったりしますので気を付けてください。
そうならない為に次のエクササイズが役に立つと思います。
1、立って鼻から頭頂部(後頭部の上の方)に向かって息を吸います。
(この時自然に胸を張るような起きた姿勢になります)
2、頭頂部に吸った息をゆっくりと吐きながら、後頭部から徐々に背骨を通して
下の方へ、頸椎→胸椎→腰椎→尾てい骨へと身体を緩めながら息を通して
行きます。(呼吸と共に後背筋を徐々に緩めるイメージです)
これをすることで、背筋を固めずに姿勢を起こす練習ができます。
どこででも、気が付いた時に行ってください。
またT様のテニスの進行状況を是非教えてください。
本年も宜しくお願い致します。
テニスビズ 榊原太郎
===ここまで===
『姿勢・脱力・視線の技術』DVDの詳細はこちらから
http://tennis.shop-pro.jp/?mode=f10
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