2010年10月02日
伊達選手のようにカウンターテニスがしたい方は
伊達選手のストロークはちょっと変わったフォームですよね。
普通の選手はラケットを上から引き、ワイパースイングで
トップスピンをかけています。
伊達選手の場合は、ラケットヘッドを最初から下にさげて
そこから一気にボールへ当てに行きます。
あれは明らかに相手の力を利用し、できるだけライジングの
早いタイミングでボールに自分の体重を乗せようという作戦
の現れだと思います。
あの小さなテークバックで、どこを原動力にラケットを振って
いるのでしょうか?
実は、フォアハンドでは右腰、バックハンドでは左腰を
原動力にしています。
フォアハンドでは、早めに捻り込んだ右腰で、手首やグリップを
ゆるめて肘の角度を決めたままの右腕を引っ張ることで、
ボールを打っています。
ですから早いタイミングでも振り遅れたりしないんですね。
バックハンドはこの逆をやっています。
早いタイミングでボールに体重を乗せるので、相手としては
時間が短くしかも伸びるボールがくるので、とてもやりにくい
と思います。
伊達選手のようなプレースタイルを目指している方は、
トライしてみてはいかがでしょうか?
生徒さんのフォアハンドストロークが見る見る変わって行く
様子がこちらから動画で確認できますよ。
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