2009年08月21日
奇跡的な上達!
先日、はじめてお会いした方に、
「フォアハンドが安定しないのだけど、
どうしたら良いでしょう?」
と、聞かれました。
とにかくフォアハンドを見せてください。と言い、
球出しのボールを数球打ってもらいました。
すると、あちこちにボールが飛び散り、身体もぐらぐらと
ゆれていて、足もバタバタしていて、とても安定とは
程遠い感じがしました。
さて、いったいどこから直したら良いものかと、
一瞬迷ってしまうほどでした。
とにかく軸を安定させることが先決と思い、何よりも
身体を地面と垂直に、中心軸を立ててスイングして頂く
ことにしました。
かなり前傾していましたので、地面と垂直まで身体を
起こすのに、結構時間がかかりました。
それでも、3分くらいした後、徐々に中心軸が起きてきて、
それと同時にボールのバラつきが収まりはじめました。
とにかく軸を起こすことに集中して頂き、もう2分くらい
ボールを打っていると、徐々に確率が上がってきました。
10球中3~4球くらいしか相手コートに入らなかった
ボールが、3分後には、10球中9球入るまでになって
いました。
姿勢が崩れると、ボールはネットやアウトし、姿勢が地面と
垂直に保てればボールは相手コートに深くスピンが効いて
落っこちて、跳ね上がりました!
ずっと安定しなくて悩んできたフォアハンドストローク。
ほんの5分前までは、あちこちにボールが飛び散って
いたのに、5分後には普通の人よりも安定して入る
ようになりました。
やったことは、身体の中心軸を地面と垂直に立てたまま
テークバックからフォロースルーまで行うということ。
この方もそうですが、あとは、どこまでこの姿勢を起こす
ということの重要性に気が付けるかが勝負です。
多くの方は、今までの癖で、また姿勢が前傾してしまいます。
その事に気が付かずに、姿勢のことを忘れてスイングの方
ばかりに気を取られてしまいます。
姿勢を起こすということを意識して、これが習慣になる
までは、通常3か月かかると言われています。
さらに試合で使えるようになるまでは、もう3か月の
練習が必要だと言われています。
まずは、この姿勢の大事さに気が付けるか?
そして、気が付いたら、継続してこれを意識して続ける
事ができるかどうか?
このハードルを越えられる方は、必ず安定したストローク
を手に入れることができると確信しています。
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