2011年07月04日
◆優勝ジョコビッチのトップスピンの秘密◆
◆優勝ジョコビッチのトップスピンの秘密◆
おはようございます、太郎です!
ウインブルドン男子決勝ご覧になりましたでしょうか?
ナダルとジョコビッチは凄いとしか言いようがないラリー戦でしたね。
画面で見ていても恐ろしいほど凄いトップスピンのかかったボールで
打ち合っているのが良く分かりました。
絶対に追い込まれるだろうと思えるクロスコートを打たれても
もっと凄いクロスコートで応戦したり、本当に世界1のラリーだと
思いました。
解説の福井さんも話していましたが、ジョコビッチが本当に落ち着いて、
攻め急ぐことなくしっかりと組み立てていたのが大きな勝因のひとつでは
ないでしょうか?
彼らのラリーはほとんどがネット上1m以上を通過していると思います。
それでもあれだけのスピードボールがコートに収まるのは、強烈な
トップスピンが掛かって、ボールが急激に落下しているからです。
では、何故そんなに強烈なトップスピンが掛かるのか?
そのヒントは、テークバックでのラケットヘッドアップにあります。
これは『かわし動作』と言って、腕がスイングに入る直前まで腕を
内側にに捻ってラケットヘッドを立てておく動作です。
その状態で脱力していると、急激に引っ張られた腕はラケットの重さ
も働き、急激に外側に捻られます。
そこで急激なラケットヘッドダウンが起こります。
さらにスイングが続くので、限界まで捻られた筋肉が反射で逆戻りし、
また腕は急激に内側に捻り戻されます。
するとラケットヘッドは急激に立ち上がってきて、ボールに強烈な
トップスピンをかけます。
充分に腕や肩の力を抜いておき、筋肉が柔らかいゴムの様にナチュラルに
動く状態をつくっておくことが必須条件となります。
先日の1day キャンプでもエッグボールをテーマに行いましたが、
このかわし動作が上手くできると皆、急激に落下するボールを
打つことができました。
バックハンドストロークでも同様にかわし動作を使って強烈に
落下する安心して打てるボールを打つことができます。
今週末の9日13時~17時で埼玉県川口市のパインヒルズにて
バックハンドストロークの1day キャンプを行いますので、お時間の
合う方は是非参加してくださいね。
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