2009年12月10日
極意中の極意=脱力
前回は、SDSコントロール上達法の
姿勢についてお話ししました。
今回は、SDSのDの部分、脱力についてです。
S姿勢もD脱力もS視線も、
どれも同じ方向へ向かう手段です。
最も効率よく身体を使うという事です。
ただ、脱力には恐ろしく深い部分があって、
そこまで話すと、現実味がなくなるかもしれません。
ほとんどドラゴンボールの世界なんです(汗)
ですので、私が体感できた部分で
お話しさせていただきますね。
では、ちょっと立ってみてください。
そこで、できるだけ脱力してください。
できましたか?
ハイ、あなたは今脱力できていません。
あなたが総師範なら別ですが(笑)
通常、リラックスしていると思っている状態は、
まだ身体の中に緊張が残っています。
ですので、本当の脱力を身に付けるには、
日々の修練が欠かせないんです。
そういう私も全然脱力できていません f(^^;
以前の私と比べれば、格段に脱力してきましたが、
まだまだ先は長いみたいです。
力が抜けるようになってくるとどうなるか?
私の経験と、周りの方を見てきた経験から言えるのは、
とにかく身体が楽になるということです。
それと、スイングがスムーズになります。
身体全体が一つのユニットとして、
連動して動作がおこります。
身体のどこか一部分が大きな力を出すのではなく、
全身が少しづつ力を出して、
全体で大きなパワーを発揮します。
あと、自分にとって最も大きかったのは、
気持ちが冷静に成れることです。
まだまだですが、以前よりは冷静に
状況を判断して対応できるようになりました。
以前と同じ時間練習しても、
身体の疲労度は10分の1と言っても
過言ではないくらい身体は楽です。
その他、怪我や故障が通常の半分の時間で
治ってしまったり、
バッティングセンターで打てるように
なってしまったり(笑)と、
色々な効果を感じる事が出来ると思います。
普段から、何をやるにも、身体的な
脱力を心掛けるのが、とても大事みたいです。
今すぐどこででも練習できますので、
姿勢と合わせて、練習してみてくださいね。
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