2011年08月25日
◆理想的なレディーポジションとは?◆
◆理想的なレディーポジションとは?◆
おはようございます、太郎です。
先日のレッスンで、奇跡的な悲劇を見てしまいました。
20年以上テニスをしてきて、初めて見た光景です。
その軌跡は、生徒さん同士のラリー練習でおきました。
ある生徒さんの打ったボールがネットに向かって飛んで行く途中に
何かにぶつかり少しだけ軌道が変わりました。
と、同時に何かがコートに落ちて行きました。
良く見に行ってみるとそこには・・・
あわれなミンミンゼミがお亡くなりになっていました。南~無~。
ある生徒さんから、レディーポジションについてのご質問をいただきました。
「一般的に言われているレディーポジションは、少し前傾して踵を上げ、つま先立ちで、
親指付け根あたりに重心を置けというものですが、榊原コーチは、姿勢を起こしてベタ足で、
下半身の力をできるだけ抜け、というものです。
プロの映像を見ていても、つま先立ちで構えているように見えるのですが、どうしたら
良いでしょうか?」
というご質問でした。
以下が私の回答です。
=== ここから ===
○○ 様
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
ご質問ありがとうございます。
私は以下の様に捕らえています。
レディーポジションの時点でつま先立ちになり足の筋肉を緊張させていると、
下半身の緊張が上半身の緊張にもつながり、本来の身体能力を発揮する妨げに
なってしまいます。
あと、つま先立ちの不安定な身体では、自分の身体中心を感じ取りにくく、
素早く重心を外して移動することができなくなります。
つま先立ちでは、毎回蹴り足で踏ん張って移動しなくてはならないので、
時間的にも筋力的にもロスが生まれます。
さらに長時間の試合では、足の筋肉疲労が増えて動きが悪くなってしまうのを
避ける意味ではリラックスしたレディーポジションの姿勢がとても重要に
なると考えます。
やれば分かりますが、下半身がつま先立ちで力んでいて、その状態で上半身を脱力する事は
とても難しいことだと思います。
動きも安定して速くなり、疲労も少なくなる下半身と上半身の脱力を
取り入れないことのデメリットは非常に大きいと私は考えています。
但し、人によってはつま先立ちの方が動き易いと言う方がいます。
新しい事に挑戦すると、一旦レベルダウンする期間が生まれます。
それを乗り越えてでも、脱力することのメリットを享受したいという
願望が無い方は、全然それでも良いと思います。
大事なことは、本人がどうなりたいかという点だと思います。
=== ここまで ===
ちなみに私は、以前は凄く筋力トレーニングをしていましたし、
ランニングやダッシュも沢山していました。
しかし、長い試合の後半では足が疲れてきてサービスの確率が落ちたり威力が弱くなったり、
ふくらはぎや太ももが吊ったりしていました。
それが、脱力を取り入れてから、トレーニングもランニングもしていないのに
沢山試合をしても足は吊らず、スタミナも長持ちするようになりました。
さらに動きも速くなって、バランスも良くなったように感じています。
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